知っておきたい🌟イエローリボンとキャリーケーストレーニング

2022/03/05 【】

今回ひとつ目のお話は
日本ではまだまだ認知されていない
「わんちゃんのイエローリボン」についてです

イエローリボン犬って?

リードに黄色いリボンを付けたわんちゃんを見かけたことはありますか?
そのリボンは
🍀「他のわんちゃんや人が苦手」
🍀「病気の治療中」
🍀「他の子に強く吠えかかってしまう」
🍀「怖がり」
🍀「トレーニング中」
など、様々な理由でそっと見守っておいてほしい子の大切な目印です

怖がりで家族以外の人や動物が近づくと吠えてしまったり
虐待の過去があるなど、トラウマの訓練中だったり・・・

イエローリボン犬を見かけたら、次のような行動をお願いします

<距離を保つ>
他のわんちゃんだけでなく、人が苦手な場合もあります
近づこうとせずに、距離を保ってあげましょう

<道を譲る>
道幅が狭い路地など
イエローリボン犬の逃げ道がない場合は、その場からそっと離れてあげましょう

中には、他のわんちゃんが近付くことで倒れてしまうなど
命に関わる場合もあります

街中でお散歩中のわんちゃんを見かけると
かわいくてついついかまってあげたくなってしまいますが
それがとてもストレスになってしまう子もいるんですね

イエローリボンは
まだ認知度の低い取り組みですが、見かけた際には温かくそっと見守りましょう✨

キャリーケーストレーニング

苦手な子も多いキャリーケース
普段から慣れておくと
病院や旅行時に移動のストレスを軽減できたり
災害時の避難所や一時預かりなどでも安心して過ごすことが出来ますね
慣れてもらうには、環境を整えることがとても大切です💡

<好みに合わせたキャリーバッグ>
お外をみるのが好きな子には窓のついたもの
静かに過ごしたい子は外が見えづらいタイプなど
好みに合わせたものを用意しましょう

<ストレス軽減を考える>
出し入れをスムーズに行う事で負担を減らすことができます
以下のようなキャリーバッグがお勧めです
開けた時に形が崩れにくい素材や構造
上と横の両方が開くタイプ
また
上部の持ち手が倒れる音にびっくりしやすいので
特に移動の際にはバンダナを巻くなど、音が出にくい工夫もしてあげると良いですね

<普段から使おう>
日常的に部屋に置いておき、自由に出入りできる場所として慣れてもらいましょう
好きなおもちゃや匂いのついたタオルなどを入れておく
ごはんを食べる場所の近くに置く
中におやつを入れておいて、「いい場所」と思ってもらう

<徐々に慣らしていく>
中に入っても安心して過ごせるようになったら
少しだけ扉をしめる
閉めた状態で中でおやつやごはんを食べる
閉める時間を長くしてみる

それも慣れてきたら
少し持ち上げて、動くのに慣れてもらう
家の周りを少し歩いたり、車に乗せてみる(出かけずにすぐ戻る)
数分のお散歩やドライブに行く
など、少しずつ慣らしていきましょう

<無理はしない>
一番大事なのは、キャリーバッグは怖くない
美味しいものをもらえる安心な場所
と思ってもらう事です
あせって無理は禁物💡
うまくいかない時は
一段階戻って、ゆっくり寄り添ってあげましょう

 
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